後々の FIT プロジェクト用 として、 1937 ZEPHYR を
ROADSTER SHOP に 持ち込み
カスタム フレーム 製作、 LS3 エンジン 搭載、

フロア や トランク の 製作まで 終わらせて きましたが
ボディの レストアは この後 FIT で 進めていきますが
両ドアの コンディションが 悪いのと、 トランク フードが

欠品していて、 激レアな 3W クーペの 専用形状の 為
数年 探しても 見つからないし、 見つかった ところで
80年前の 車なので、 どうせ 腐ってるでしょうから

アメリカの メタルワークの スペシャル ショップ
” METAL UNION ” に 依頼し、 両ドア と
トランクを ゼロから 作ってもらう事に しまして

ドアは オリジナルの 極上車で 形を 確認 しながら
内側の 裏骨も、 外側の パネルも 新規製作。
窓枠の サッシも、 裏側から 製作を 進めていき

ドアを 左右、 丸ごと 新品を 作ってもらい
続いて、 トランク フードの 製作に 進みまして
トランクフードは、 セダンと 比べて、 3W クーペは
長さが 長いのと、 角度が 寝ているので

セダン用とは かなり 形状が 違いまして
セダン用を 加工するにも、 かなりの 作業ですし
丸ごと 作ってしまった方が 早くて、 良い物になるので

METAL UNIONが 持っている、 オリジナルの
3W クーぺに 付いている トランクで 形紙を とり
鉄板を 切り出して 成型していき、 表の スキンパネルは
左右と 真ん中の 3ピース 構造に なりまして

それらを 溶接して 1枚モノに していきますが
長い面を 全周 溶接するので、 当然 熱が入って
かなりの 歪みが 生じてしまうので、

溶接後は パワーハンマー、 イングリッシュ ウィールで
歪みとりを しっかり行って、 スキンパネルが 完成
裏側の パネルと 裏骨も 新しく 製作し
それらも 全周 しっかり 溶接し、 一体化。

完成した トランク フードを オリジナルボディに あてがい
建付け、 フィッティングを 確認し、 トランクフードも 完成。
左右の ドア、 トランク フードも 作ってもらったので、

あとは 日本に 送る 手配を して、 実車に
取り付ける 作業と なりますが
K藤さんの ベアメタル 40 ZEPHYRを 作ってみて

ボディの レストアを する際、 あそこまで ゼロから
作っていくのは 型どりも 製作も 超大変、、、、、
この ZEPHYRは ドアや トランク以外は 欠品こそ ありませんが

ボディ全体の 鉄の コンディションが 良くないので
ルーフも リアガラス周りや トランク 付け根や
ドアを 取り付ける 開口部分も、 クォーターパネルも

全部 新しく 作り直したほうが いいのですが
それらを 全部 作っていくには 時間も 手間も 掛かるし
作業に 必要な 設備も アップグレードが 必要。

そこで、 それらも 全部 METAL UNIONに 製作を 依頼し
新品を 作ってもらって、 取り寄せることに しまして
FITでの 作業は 傷んでいる 部分を 摘出して、

METAL UNIONが 新しく 製作した ボディに
組み換えていく 作業だけに なるので
大幅に 時間を 短縮できて、 労力も 省けます

という事で、 新品 ボディにするべく、 全部 依頼した結果、
クルマ 数台 買える 金額の 請求が 来ましたが、、、、、
S庭師範が 作ってたとしても、 同じ額の 工賃が 掛かるので、

どちらにせよ、 良い クルマに 仕上げるには
やむ得ない 費用ということで ございます
METAL UNION から 作業中の 写真が 届きましたが

うーん、、、、、 何か 見覚えのある 景色ですね。。。。。
フロントの 窓枠の 位置と 角度を 決めて、
それに 合せて ドアの 建付けを 確認。。。。。。

S庭 道場でも K藤さんの 1940 ZEPHYRで
同じ行程を 踏んでたのと 一緒ですね、、、、
ドアを 作る際、 裏骨を 作ったら、 ドアの 開口部分や

ルーフとも 角度や チリを 合わせながら
窓枠の 位置を 決めて 固定し
下の スキンパネル製作に 進んでいく。。。。。。

うーん、、、、、、 これも 全く 同じ 風景を
1940 ZEPHYR で お見受け しましたね。。。。。
ルーフの 製作は、 CHOPではなく、 オリジナルの

ルーフ形状で 製作を 依頼しましたが、 ルーフは
形状が 丸くて 3Dの 球体構造なので、
正確に 型紙を とるのが 難しくて タイヘンなので

オリジナルの ルーフに ファイバーを 貼って 固めたら
ルーフから 剥がせば、 ルーフの コピーが 完成しまして
それを 反転して、 内側に 沿う形に 鉄板を 成型していき


大きな 1枚の ルーフパネルに していきますが
最初から 1枚の 鉄板で 作るのは 大きすぎて
振り回すのが タイヘンだったり

重量も あるので 作業性や 効率が 悪く、
セクションごとに 数枚に 分けて 製作していき、
フィッティグして 確認し、 最後に 溶接して 合体。

しかし、 溶接すれば 必ず 熱歪みが 出るので
最後は 大きな パネルで 歪み取り作業に なりまして
あれれ、、、、、 なんか この様子も 見た記憶が、、、、、

合体して 大きな パネルに なってくると
置き方や 据え方が 悪いと 潰れたり、 歪んだりするので
どこに どう 置いて作業するか という 問題も でまして

S庭 道場でも、 作業し易い 高さとか 向きとか
色々 試行錯誤 しながら やってましたね。。。。
リアガラスの 窓枠周りの 溶接後は、 歪みとりする際

片手で ハンマーを 振って、 もう 片手に
あて石を 持って、 裏側に あてるので
パネルの 脇から やろうとすると 手が届かないので

中に入って、 小さな 窓部分に カラダを 入れて
作業しないと 手が 届きませんで、、、、、
40 ZEPHYR は オーバル型の ガラスですが
それでも 狭くて 作業が タイヘンでして

これは スプリット ウインドウの 37 ZEPHYR は
さらに 半分の大きさの 中に入っての 作業になるので
カラダの 大きな アメリカ人は さぞ タイヘンだったでしょうね、、、、

そんな こんなで、 大きな ルーフパネルも
全部 新品で 製作して もらいまして
アメリカでも 日本でも、 作り方は 同じみたいで

METAL UNIONも S庭師範も、 やってる事は 一緒でした
何でも 作ってしまう メタルワーク 職人、 凄いですねー
FUNK STA 4 LIFE !!!!!