K下さん の、 53 CHEVY
テール の カスタム や、 ヘッド ライト の フレンチング などの
BODY カスタム プラン を 練って、 胸を 踊らせて いましたが

この クルマ を 購入 当初 から、 S庭 師範 に
「 早く 切られた ままの ボディ の 仕上げ を やったほうが いいですよ 」
の、 コトバ の 意味 が 痛く 解るように なって しまいまして、、、、、、

遂に、 楽しい ボディ カスタム プラン を 一旦 保留 に してでも
ボディ 補強 を 優先 する 決断 を してもらいまして
最初 に きちっと やって おかないと、 お金 が 掛かる 割り には
見た目 は 何も 変わらないので、 どうしても、 先送り に なりがち ですが

切りっ放し や、 ボディ マウント を リロケート しない ままだと
ボディ 剛性 が 落ちて、 ヨレ ヨレ に なったり、、、、
ドア と、 ボディ が 当たったり、 きしみ音 が 酷かったり

走るたび に チリ が ずれて いったり
ドア が 開きづらく なってきたり
走行中 に ガラス が 割れたり、、、、
と、 きちんと 走る クルマ として

機能 しなく なることが、 身を 持って 解った K下さん は
急いで 切りっ放し の ボディ を 仕上げて いくことに なりました
” 仕上げる ” と、 いっても、 開いてる 部分 に
フタ を していく だけ では なく

” 本来 の ボディ 構造 通り に 作り直さないと、 強度 は 保てない ”
と、 いう ことでして
C ノッチ に 伴い、 トンネル や フロア を 上げたので
鉄板 で しっかり カバー を 作っても

C ノッチ して、 タイヤ が 上がって くるように なったので、
かわすように インナー フェンダー を 切ったので
鉄板 で カバー を 作って 付けたとしても
” 切りっ放し より は、 マシ ” 程度 に しか なりません。。。。。

ボディ は ルーフ や、 ドア、 ボンネット などの 目に 見える 部分 と
フロア や ファイヤー ウォール、 シート バック など
普段 は 内装 などに 隠れて 見えない 部分 が ありまして

見える 部分 の ボディ は、 表 の 外板 と、
内側 に 補強 の 内板 の ” 袋 状 ” に なって
2枚 構成 に なって、 強度 を 出しているので

CHOP や、 BODY カスタム した 際 に
外側 の 板だけ を 作り直しても、 内側 と つながっていないと
強度 は まったく 無くなって しまい、、、、、

見えない 部分 の ボディ は、 薄い 鉄板 1枚 で 作るために
プレス で リブ を 入れたり、 角 を 付けたり
裏側 から、 ブレス を 付けたり することで 強度 を 出して いまして

ボディ マウント として、 フレーム と 連結 する 部分 は、
ボディ の フロア の 下側 に、 さらに 袋状 や、 箱状 に して
強度 を 持たせた、 ブレス を 付けて フレーム に 乗せています

フロア の 強度 は、 この ブレス が 大きな 鍵を 握って まして
ペラペラ の フロア の 鉄板 を しっかり 固定 したり
ボディ の 左右 に 渡って、 横 方向 への 強度 を 出したり しています

なので、 ただ 切った フロア に 鉄板 を 貼るだけ では
ただの ペラペラ の フタ に なってしまい、 強度 が 出ないので
必ず、 切った ブレス を 再生 して いかないと いけません

そして、 ボディ の 各所 に かかる 荷重 や、 必要な 強度 に 基づいて
クルマ には 通常、 10 ~ 14 箇所 程度 の ボディ マウント が
設置 されて いますが、

移設 する 作業 が 大変 だったり、 技術的 に 困難 だったり と
2箇所 くらい 無くなっても 問題 ないだろう と されがち でして
実際 に、 僕たちも 必要性 を 理解 するまでは 省いて ましたが、、、、、、

やはり、 そこを 怠ると、 大幅 な 強度 低下 に つながります。
きちん と した 構造 で、 きちんと つながって こそ、
はじめて 強度 が 出るのが クルマ の BODY なので、

ボディ が 腐って、 ファイヤー ウォール や、 ロッカー パネル
ピラー や、 ポスト 下 が 腐って 無くなってる、、、、、、
と いうのも、 どれだけ 致命傷 か。。。。。。
ということも 少しでも、 理解 して 頂けたでしょうか

俺のは C ノッチ したところ に、 ちゃんと カバー 付いてるから、 大丈夫 だぜ
と、 喜んでいた 方、、、、、、
俺 の クルマ は C ノッチ してないから 関係ないぜ! と、 安心 している 方、、、
下 に 潜って、 裏側 から きちんと 見てから 安心 しましょう

ナゼ、 K下さん が 楽しみ に していた BODY カスタム を 諦め
その 予算 を 回してまで 補修 する 決断 を したのか、、、、、、
それは、 ACID 57 や、 50 MERC、 PAT なども、
同じように 大変 な 手間 を 掛けて、 補修 した 結果

どう 良くなったか を、 K下さん は 一緒 に 走って
よく 見てきた のも あると、 思います。
前置き が 長く なりましたが、 鉄板 を 切ったり、 溶接 したり
削ったり と、 室内 で 金属 加工 作業 が 続くので

シート や、 内装 などを 全部 外して、 降ろしまして
外せない ガラス や、 ダッシュ などを しっかり 養生 しときます
そして、 フロア に 貼られていた、 高額 な ダイナ マット は
作業 の 邪魔 に なるので、 剥がしたら

実 は いい加減 な 処置 を 隠すため に 貼っただけ ?
かと 思える、 悲惨 な フロア が あらわに なりまして、、、、、、
トランク スペース に 設置 されてる、 エアサス ユニット や
ガソリン タンク も 全部 降ろしまして

切りっ放し の 部分 と、 ブレス の 形状 を よく 確認 したら
まずは、 切られて なくなったまま の、 ブレス から 再生 して いきます
切られた 部分 を 普通 に つなぐだけでは
ペラ や、 リンク に 当たって しまうので

ブレス 自体 も、 ノッチ した 形状 に、 鉄板 を 貼り合わせて 作りまして
これらを 使って、 切られた ブレス を 連結 させて いきます
さて、 切り刻まれた この BODY、 どこまで 再生 されて いくんでしょうか、、、、、、
VIVA ! S庭 道場 & K下さん !!!!!!!!!!